Buju Banton(ブジュ・バントン)が、同性愛を批判した自身の曲『Boom Bye Bye』と完全な決別を表明

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レジェンドアーティスト〈Buju Banton(ブジュ・バントン)〉が、彼のヒット曲の一つである『Boom Bye Bye』との決別を改めて表明した。

 

1988年にリリースされたこの曲は、”Dem haffi dead”や”Shoot dem”など強烈な歌詞で同性愛を批判しており、ジャマイカ国内では大ヒットとなったが、海外からは大きな批判を浴びた。LGBT(セクシュアルマイノリティ)団体等からの抗議が殺到し、過去には全米ツアーを中止したこともあるほどだ。

すでにリリースから30年以上経っており長い間パフォーマンスも行われていないが、今だに批判の声が絶えないことに対して、ブジュ本人が改めて表明したメッセージがこちら。

“In recent days there has been a great deal of press coverage about the song ‘Boom Bye Bye’ from my past which I long ago stopped performing and removed from any platform that I control or have influence over.

最近マスコミ報道で大きく取り扱われているBoom Bye Byeについてだが、すでにかなり昔からパフォーマンスすることをやめ、自分が管理したり手を及せるプラットフォームからも削除している過去の曲なんだ。

I recognize that the song has caused much pain to listeners, as well as to my fans, my family and myself. After all the adversity we’ve been through I am determined to put this song in the past and continue moving forward as an artist and as a man.

この曲がリスナーだけでなく、ファン、家族、そして自分自身の心すらも痛めた事を認めるよ。全ての逆境を乗り越えた後、この曲は過去の物として決別すると決めた。そしてこれからも一人のアーティストとして、一人の人間として、前に進み続けるよ。

I affirm once and for all that everyone has the right to live as they so choose. In the words of the great Dennis Brown, ‘Love and hate can never be friends.’ I welcome everyone to my shows in a spirit of peace and love. Please come join me in that same spirit.”

自分の選んだ道を生きる権利を持つ全ての人たちにもう一度断言する。デニス・ブラウンの言葉を借りれば、「愛と憎しみが共存することは決してない」。ラブアンドピースの精神を持って、全ての人を自分のショーに受け入れるよ。みんなも同じ気持ちを持って来てくれることを願ってる。

今後は本人がパフォーマンスをしないだけでなく、サウンドマンに対してDUBを録音することもないようだ。パーティーやサウンドクラッシュでも鉄板ソングの『Boom Bye Bye』だが、世界の時代の流れと共に、近い将来には耳にすることがなくなる日が来るのかもしれない。

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