音楽でお金儲けとか夢を掴むとかだけじゃなくてさ、人の人生や人の心を動かすのが大切だなって | J-REXXX インタビュー

ヘアスタイルはモヒカン、シド・ヴィシャスのトレードマークである南京錠やスタッズのアクセサリーを身に付け、客席へダイブするパンクロッカーさながらのパフォーマンスで異彩を放つレゲエアーティスト J-REXXX(ジェーレックス)。ジャンルの枠を飛び越え様々なライブやフェスに出演し、どこであろうとステージに立てば圧倒的な存在感でオーディエンスを熱狂させる。もちろんレゲエシーンにおいても「ROAD TO 横浜レゲエ祭」をはじめ数々のタイトルを獲得するなど、その実力は折り紙付きだ。自身のスタイルを貫き反骨心を忘れない生粋のラガマフィンは、音楽に対してもどこまでも真っ直ぐだった。

圧倒的祭り感、ジャマイカのそういうノリに惹かれた

− BUZZLE MAGAZINE(以下BM)今では日本のレゲエシーンに欠かせない存在となった J-REXXX さんですが、歌い始めたのはいつですか?

J-REXXX歌い始めたのは16歳のクリスマスだったね。クリスマスに自分たちでイベントをやって。

− BM高校生の頃だったんですね。当時はどんな学生でしたか?

J-REXXXアホだった。めちゃくちゃアホ(笑)私立で誰でも入れる高校もダブるくらい。喧嘩とか悪さとかじゃないんだけど、めちゃくちゃやってたね。言える範囲だと、グランドにトンボで50mくらいのチ○ポの絵描いたりとか(笑)辰吉丈一郎のTシャツに下駄履いて、おじいちゃんがよく乗ってそうなミラー付き自転車に乗って登校して、それを自転車置き場の屋根に逆さまにして駐車してたり(笑)そんなめちゃくちゃだけど、音楽は聴いてたね。

− BMそんな学生時代はどんな音楽を聴いていたんですか?

J-REXXX中学校の時はパンクを聴いてて、RANCID とかのバンドを聴いてたりしてたんだけど、訳も分からず色んなテープや CD を買って聴いてたね。3年生に上がったら先輩たちが日本のダンスホールやらヒップホップを聴き始めていて、その影響から高校では結構ダンスホールが好きになってたかな。

*RANCID(ランシド)… 90年代を代表するアメリカのパンクロック・バンド

− BMダンスホールに惹かれた理由は何ですか?

J-REXXX圧倒的祭り感(笑)ヒップホップは当時イカつさが目立っててさ、今みたいにポピュラーじゃなくて不良の音楽っていう感じが強くて。自分はそれよりもはしゃぎたくて、なんかジャマイカのそういうノリに惹かれたかな。みんなでダンスしたり合唱したりとか。あと、ジャマイカってダンスホールだけじゃないじゃん。レゲエもあればスカもロックステディもあるし、年代によってもダンスホールは全然違うし。ジャンルって言うよりはその国の音楽に惹かれたね。

− BMそんなジャマイカの音楽を自身も始めようと思ったキッカケは?

J-REXXXキッカケは友達に誘われてだったな。カラオケではっぱ隊の唄っていうのを歌ってて、それ聞いた友達に「お前歌上手いからサウンドクルー入れよ。」って言われて。当時はラバダブセットと言うか、サウンドもいてディージェイもいてっていうところで、最初はシンガーとして始めたんだよね。

若い子が騒いでなんぼの音楽

− BM活動を始めた当初はどんな下積み時代を過ごしてきましたか?

J-REXXX19歳で上京してそっから東京で歌い始めて、一番大きかったのは SUNSET のユーツとしてシステム運びを手伝ってた時だね。当時の SUNSET はフェスも自分でやるし、フリーマガジンも作ってるし、スタジオもあってオケも自分たちで作ってた。それに、ジョグリンのダンスもやれば、ジャパニーズのイベントもやるし、ダブプレートの掛け合いみたいなのもやってて。ホントにオールラウンドで活動してた。そこで色々学ばされたんだけど、ホントにタフじゃないと出来ないね。寝ないのは当たり前だし、早い時間に集合してシステム入れて、始まったら楽しみまくって。ラバダブも必死に奪いにいっても、周りに怖い先輩もいるからめっちゃ気を使うし(笑)でもラバダブもボスらないと怒られるし、みたいな(笑)みんな終わってヘトヘトでも、「さぁ片付けるか。」の一言でシャキってなって。ツアーとかで九州にシステム持っていったりするときは、寝ずに福岡から鹿児島に行ったりしたね。

− BMすごくタフな環境ですね。

J-REXXX俺とかは割とサボってたほうなんだけど(笑)でもアダチマンとかはバシバシやってて、そういう部分は頭上がらないね。その経験があるから自分で DIY することの大切さは学んだよ。なるべく間に業者入れずに自分たちでやればやった分お金になって返ってくるから。今の日本のレゲエの若い子たちはさ、1曲で10万稼いだり、1個グッズ作って稼いだりとかはなかなかいないじゃん。自分のやっている音楽でお金稼ぐ喜びを知ったらもっとやる気出るし、もっと楽しくなっていくと思うんだよな。

− BMシーンが潤っていた当時から活動を続けてきた J-REXXX さんから見て、もう一度ブーム起こすには何が必要だと思いますか?

J-REXXX若い子がムーブメントを起こさないと何も始まらないと思う。俺たちの音楽は若い子が騒いでなんぼの音楽だから。どうしてかって言うと、ダンスホールだけじゃなくてヒップホップも若い子の人生を正す役割があると思うんだよ。道間違えようとしてたりさ、そんな若い子からしたら年齢の近いアーティストが出たら応援したいわけよ。若い子でとことんいくまでのスターが出てきたら変わると思うね。俺らの時代と違ってどっかのレーベルから出させてもらうとか、スカウト待ちとかそんな時代じゃないから、やろうと思ったら自分で出来る時代だし、みんな才能があるから小さなキッカケから始めてほしい。例えば、ビデオを撮るのも最低 iPhone とかでもいいし、レコーディング環境なければガレージバンドでもいいから、本気で音楽をやってみて自分の音楽でお金を掴むっていうか、プラスになるところまで頑張ってみる。最初は投資してもマイナスだと思うけど、それがプラスになったときの喜びは大きい。もっとやろうって気持ちになるから、自分の可能性にその時気づけると思うんだよね。

− BMそんなアーティストの才能や曲作りに対する熱の帯びた想いを、先日リリースされた『BOMBO CLAAT』という曲にも込められているかと思うのですが、作曲秘話などあれば聞かせてください。

J-REXXXあれは、TERA-C (INFINITY 16) さんとどんな曲作るって考えてた時、ちょうどコロナの緊急事態宣言前で Twitter がネガティブだらけでさ。それで TERA-C さんが出してきた話題がそれで、俺もちょうど思っててさ。ネガティブな怒りとか言いたいことがあるのも分かるんだけど、ミュージシャンはその気持ちを曲にして出したらカネになるわけじゃん。それをなぜタダで SNS 上にぶちまけてんのと思ったのね。あんたの一言一言はカネになるんだよ。ベテランだったら誰かからオケもらって、どこか近くのスタジオで録ってリリース出来るじゃん。そこまでカネかけなくても出来るわけだからさ。フリーダウンロードでもいいし、インスタとかでフリースタイルでアピールに使ってもいいし。なんかその方が音楽的だし音楽の仕事してると思うんだよね。やってそれをつぶやいてるならまだしも、自分の生のカネになる言葉を Twitter にぶつけるだけなのはもったいないんじゃないかと思うってことです(笑)

自分のやるべき使命が分かった

− BM J-REXXX さんのスタイルが生まれたルーツはどこだと思いますか?

J-REXXX地元の環境だね。田舎町でやんちゃなヤツがたくさんいるところ。

− BM当時の環境が音楽にも反映されてるんですか?

J-REXXXされてるねぇ。田舎だからみんなありのままの人が多くて、カッコつけずに等身大で、最初っから “リアルとはなんぞや?” みたいな。あと、田舎町なのにライブハウスがあったり音楽が盛んでさ。あの田舎の地元の風土と、音楽が出来る環境がルーツかな。いまの J-REXXX を形成する上で地元の影響は大きい。東京はその土台を形にしたって感じかな。

− BMでは、音楽人生の中でターニングポイントってありますか?

J-REXXX2つあります。「ROAD TO 横浜レゲエ祭」(2011年)で優勝したことと、「M.U.S.I.C」(2012年)をリリースしたことかな。ROAD TO レゲエ祭で優勝する前は音楽で飯が食えるなんて思わなかった。ベテランのまあまあ有名な人にはなれるだろうなくらいで、でも優勝したときは「あれ?これで食えるんじゃないか?」と。もっと頑張ればいけると思ってそこでやる気のスイッチが入ったね。「M.U.S.I.C」を出した時は、自分の夢もだし欲望もそうなんだけど、自分がミュージシャンとしてやる使命がはっきり分かったかな。

*ROAD TO 横浜レゲエ祭 … MIGHTY CROWN が主催する日本最大級のレゲエフェス「横浜レゲエ祭」への出場権を争うコンペティション

− BMでは、「M.U.S.I.C」の制作秘話について聞かせてもらえますか?

J-REXXX3.11東日本大震災が起きて、その時に物資を届ける手伝いをやらせてもらえて女川町ってところに行ったんだけど、地震がきて間もないから何も片付いてなくて。そこでいろんな景色見て帰ってきて、テレビのニュース見たら海外情勢がどうこうみたいな。「待て待て、今やるべきことがあるだろ。」って。実際目で見たら違うからさ、そこで俺には何ができるんだろうって思って「M.U.S.I.C」ができたわけよ。音楽で世界を変えるって英語でなんて言うんだろうって辞書開いたら ”Music Change The World” って書いてて。おぉ!みたいな、すげえな!みたいな。こんな壮大な題材で書いたことないし、大丈夫かなって思ったけど書いてみたのね。オケも当時ダブステップが流行っててスカッとした良いのがあったから。でも最初リリックできた時恥ずかしくてさ(笑)オケもダブステップだからダンスホールぽくなかったし、レゲエでもなかったからジャマイカの音楽って感じがしなかったの。メロディもたくさんつけてるしね。

− BM確かに今までになかった斬新な構成の楽曲ですよね。

J-REXXXだから最初めちゃくちゃディスられるんじゃないかと思ってたんだよ(笑)でも全然逆の評価が返ってきて。レゲエダンスホールが好きなリスナーはもとより、一般のリスナーや沢山の音楽してる人にも刺さってくれてて、それがすごい嬉しくて。自分のやるべき使命が分かったかなぁって。音楽でお金儲けとか、夢を掴むとかだけじゃなくてさ、人の人生や人の心を動かすのが大切だなって。これはそういう仕事なんだって分かった。

音楽を長く楽しく続けていることが一番大切

− BMSNSではメジャーへの挑戦に対して触れられていましたが、インディーズでの活動を続けることにした経緯を聞かせてもらえますか?

J-REXXXとある流れでメジャーで出来るかもしれないって話があって、自分も一回メジャーを経験してみたいと。当時色んな人からメジャーもインディーズも変わらないって言われたんだけど、やっぱり自分でやってみないと分からないなと思ってさ。まぁなんとか制作してて、最初の頃は自分の好きなようにやらせてくれるって感じで始まったんだけど、だんだん時が経つと作詞家がついたりリリックがすごい直されたりとか。リリック提出しても返事が帰ってくるのが1週間後とかで、それを1〜2年続けてて。我慢の限界が来て、もう出したいんですけどみたいな(笑)このペースでやってたらいつアルバム発売できるんだろうと思ってさ。ちょっとこれは無理だわって感じでやめたんだよね。

− BMなかなかスムーズにはいかないんですね。

J-REXXX昔と違って CD 売れないし、全体的に音楽の市場が下がっていると思うんだよね、日本は。メジャーの会社によってはアーティストの担当者1人に対してアーティスト8人抱えてたり、そりゃあ手が回らなくなるわけじゃん。その中で俺みたいにクセが強いヤツはなおさら扱いづらいだろうしね(笑)まぁだからいいやと思って、堂々とインディーズでガンジャチューン歌ってるほうが性に合ってるのかなと(笑)メジャーでやってることが悪いわけじゃなくて、メジャーで試行錯誤してる人はいるからさ。音楽の価値観なんて人それぞれじゃん。もし時代がまた巡ってきて好きなことできるんだったらアリかなと思うけど。音楽を長く楽しく続けていることが一番大切だなって。メジャーで頑張ってる人を否定するわけじゃないし、僕は応援してます。

− BMアルバム制作など多くの作品をデジタルニンジャの774さんとの制作を共にされていますよね。774さんとはどういった関係性なんですか?

J-REXXX彼は J-REXXX を一緒に作り上げてくれた人だね。もともとは RAM HEAD の紹介で、その場に LEF-T もいて3人で一緒に曲作ったりもしたよ。忍者屋敷(774家)つって774君のスタジオはアーティストが合宿したりもしてるから、おれも行かせてくださいって。ROAD TO レゲエ祭を優勝した次の次の日くらいにテンションマックスのまま行って、1週間で8曲くらい作ったかな。そこから付き合いが始まったね。全部一緒にゼロから作るのが楽しいんだよね。横でトラック作ってる間におれがリリック書いて、トラックが出来上がった時にはおれも完成してたりさ。遊び感覚で出来るから面白いよね。付き合いも長いから色々助けてもらったし、相性がとにかくいいね。人から言われて嬉しかったのが、DAVE KELLY と CHAM のタッグみたいだねって言われて。そういう風になりたいなと思ったね。

*DAVE KELLY … 数々のダンスホール傑作リディムを生み出した伝説のプロデューサー
*CHAM … Ghetto Storyなどのヒットソングで知られるダンスホールアーティスト
(2人は名タッグとして知られ、数々のヒットソングを生み出した)

リスナーを選ばない曲を大切にしたい

− BMJ-REXXX さんは曲のリリース数もかなり豊富だと思うんですが、自分自身の特に思い入れのある曲はありますか?

J-REXXX『最近の若いやつは』って曲があるんだけど、あれって結構みんな共感するだろうなって狙って出したの。おれが実際そうだったからさ。おれ漫画読みながらうんこするんだけど、地獄先生ぬ〜べ〜って漫画読んでたら、昔のエジプトの紀元前の何万年とか前の壁画に若いやつがどうこうって書いてるのが発見されたって書いてて。キリストが生まれる前からあるんじゃんって(笑)人類はこれを何回繰り返すんだよって思ってさ。これ面白いな、若いやつ共感するなって思って歌にしたね。前からちゃぶ台を家族で囲んでメシ食ってる人たちの前でも流せる曲がほしいなって思っててさ。もちろんレゲエもダンスホールも大好きなんだけど、おれはああいう曲ももっと作っていきたいと思ってる。90年代のゴリゴリのヒップホップが好きって人も、チャラ箱の人も一般の人も、全員が聞ける曲もあっていいんじゃないかと思ってね。リスナーを選ばない曲を大切にしたいと思ってね。

− BMリスナーを選ばないといえば、「京都大作戦 2019」でもサンボマスターなど名だたるバンドがいる中でベストアクトに選ばれるなど、ジャンルを問わずリスナーを掌握する能力に長けていると思うのですが、レゲエ以外の場所でライブをする時に意識していることはありますか?

J-REXXX頭をものすごく回転させているね。でもやってることは同じで、若いときにチョップさん(CHOPSTICK)とか無茶苦茶なアドリブをやる先輩たちの横でラバダブやってたからさ。ユープラさん(U-DOU & PLATY)もそうだけど、先輩になればなるほどアドリブが上手くない?引き出しも多いし絶対心を掴むじゃん。例えば、デパートでラバダブしても絶対ボスると思うんだ(笑)俺もあの世代の最後の生き残りだと思ってるから。おれとたなけんはチョップさんに揉まれてきたわけよ。アドリブで無茶苦茶言われて、そのへんにあるもの指さされてあれで1曲作れみたいな(笑)

*京都大作戦 … ロックバンド 10-FEET が主催する野外ロックフェス

– BM:その時の経験が他のジャンルでも盛り上げられる J-REXXX さんのスタイルに繋がってるんですね。

J-REXXXそうだね。どういう手を使ってもボスらせるみたいな。あと MIGHTY CROWN のロックフェスとかも見てたから、他のジャンルの盛り上げ方とか見て勉強にはなってた。だいぶ対象的だけど、俺の師匠は CHOPSTICK と MIGHTY CROWN だから(笑)

− BM様々な方面から脚光を浴びる J-REXXX さんですが、影の立役者にはどういった方々がいますか?

J-REXXXいっぱいいますよ。めちゃくちゃ支えられています。マネージャーのトシやデジタルニンジャの仲間もそうだし、地元の仲間もそうだし、バック DJ のデビやらヤスやら、師匠の CHOPSTICK に大嫌いなたなけんも。それに MIGHTY CROWN に、今旅に出ている紅桜も。もちろん自分のワイフもそうだし。みんなに支えられてるね。ホントおれはクソだからね(笑)それでもみんな真正面から向き合ってくれるから、道外したらダメだなって思う。なおかつ自分のやりたいようなライブのテンションについてきてくれるお客さんがいるわけじゃん。ライブ見た後元気になったってみんな言ってくれるけど、その言葉でおれが元気もらってるからね。ホント感謝してるね、みんなに。だから逆に感謝忘れるくらいめちゃくちゃ売れたい(笑)感謝を忘れて自分を見失ってみたいなのあるじゃんスーパースターって。まぁ無理だろうな(笑)

2019京都大作戦 牛若ノ舞台 Photo by JUNYA S-STEADY

今回のテーマはラガモフィン!

− BMファンの皆さんはどこまで J-REXXX さんが昇り詰めるのか期待していると思います。アーティストとしての最終目標とかってありますか?

J-REXXX北島三郎みたいなライブをする。おっきい龍とか虎の口から登場してきたりするじゃん。アホほど金かけた無茶苦茶なライブがしたい(笑)あと、NHK 嫌いな人多いけど NHK でも聞けるような曲を作っていきたいかな。一番はまあ、北島三郎みたいなライブすることだね。

− BMやはりライブには強いこだわりがあるんですね。

J-REXXX枠にとらわれず自由にやってると思うね。

− BMライブ中にお客さんのスマートフォンを奪って撮影したりしてますもんね。

J-REXXXそうだね。自分がバカやってみんなが元気になってくれるなら、もっと一生懸命バカやろうって思うね。

− BMでは、今後コラボしたいアーティストはいますか?

J-REXXX前川真悟(かりゆし58)。結構距離も近くてさ。色々制作の話もしてるんだけど、やっぱりあの人の歌詞も全部刺さるじゃん。やっぱやってみたいと思うね。あとは竹原ピストルもコラボしてみたい。それに LILA IKÉ と PROTOJE(笑)対象的だけど、その4人で(笑)

− BMそれでは最後に、今後アルバムリリース予定などあれば教えてもらいたいです。

J-REXXX11月前半にアルバム出そうかなと考えています。13曲くらいかな。全部774プロデュースで、今回のテーマはラガモフィン。

− BMラガ “モ” フィン?(笑)

J-REXXXラガ “モ” フィン!まぁなんでもいいけど(笑)

− BMモフィンはなぜ?

J-REXXX発音がいいから(笑)ラガモフィンを出します。前作「MONSTER」で結構脱線したから、一回路線を戻そうと思って。ちゃんとレゲエやりますっていう(笑)自分が好きなレゲエをやります。俺ラガマフィンが好きだから。PAM HEAD や NINJAMAN や SHABBA に SUPER CAT がやっぱり好きだから。そういう匂いのするアルバムをリリースします。テーマはラガモフィン!

J-REXXX プロフィール

“あの”J-REXXX。

彼のパフォーマンスを体感した事がある方なら

ご理解いただけると思う。

“あの”J-REXXXである。

岡山県津山市に生まれた彼は

ラバダブという歌い手同士が切磋琢磨する

レゲエ特有の文化の中でスクスク育ち

幾多のタイトルを獲得し今では

レゲエフェスにはなくてはならない存在に。

時にストレートなメッセージ

時にびっくり人間級の早口スキルを武器に

全国各地の老若男女を盛り上げ続け

時に真面目な大人に怒られながらも成長し

昨今では自身のバンドを率いて京都大作戦2019を

興奮の渦に飲み込み関連サイトの投票でベストアクトに選ばれるなどジャンルレスに活躍。

リリースした作品達は…

ここまで書いてきて野暮なことを

してしまったとようやく気づいた。

“あの”J-REXXXである。

ここまで読んで彼に興味がわかなくても

数年後か数ヶ月後か数週間後かに思い出すはず。

そう”あの”J-REXXXである。

【Instagram】@nonstopman1986
【Twitter】@J_REXXX1986

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