提供:Pococha (DeNA)
Interview by AKI
Text by Umi Yamaguchi
パンデミックが終息しつつある昨今、世の中ではよく「生きづらさ」が語られるようになったと感じる。ここ数年で明白化した価値観の違いや格差を、それぞれが濁したり濁さなかったり。レベルミュージックに救いを乞いたくなるようなニュースばかりが目に留まり、ファミレスに行けば機械がご飯を運んでくる。それでも時間は平等に、私達を未来へと運ぶのだ。
停止していた時間が一気に加速したような2022年、そして迎えた2023年。アーティストは今、何を思うのか。
ようやく「現場」が確保できるようになってきている現在、BUZZLE MAGAZINEでは「現場以外での活動」にもフォーカスを当て、様々なアーティストによる対談形式のインタビューシリーズ「CONVERSATION」をスタート。アーティストにとってもリスナーにとっても、興味深い話がたっぷり詰まった各対談は必見だ。
連載第5弾のゲストは、インターナショナルに活躍するサウンドYARD BEATのDESEMとKING JAMのPIKKAL。日本ではなくニューヨークだったいうまさに2人らしい初対面から、海を渡り得た経験、そしてパンデミックによって国境が閉ざされた時期をどう乗り越えてきたかまで、世界中を飛び回るセレクターからしか聞くことのできない貴重な話を繰り広げてもらった。

海外に出たキッカケ
PIKKAL:海外に住み始めたキッカケはなんだったんですか?
DESEM:俺がレゲエを始めた16〜17歳ぐらいの時、当時サウンドやってた先輩たちって日本でやってるんだけど日本語を使わずに、英語とかパトワを覚えてMCをやってる人がほとんどで。まずは言葉をちゃんと覚えないとまずいなって思って、自然と世界志向になっていったというか、世界でやりたいなって思いだしたかな。どうなの? PIKKALは。
PIKKAL:当時はライブ音源のテープとかミックスCDがジャマイカとかニューヨークから日本に来てて、サウンドマンはその音源を聴いて、現地のやり方をコピーしてっていう流れやったと思うんですけど。でも、僕はただやり方を真似してっていうのがなんか嫌で。だから現地に行ってもうた方がいいんちゃうかなと思って。あと、ニューヨークのサウンドがすごい好きやったんで、そこで自分も活動したいって思ったのがキッカケですかね。
DESEM:俺も海外で活動して、サウンドとリンクしたり、アーティストとリンクしたり、向こうのお客さんを湧かせたいっていう最終地点はあったんだけど、行った当初は「とにかく勉強しなきゃ」って気持ちの方が強かったかな。ニューヨークに住む前にジャマイカにも2年ぐらい住んでて、住み始めの頃は自転車とちっちゃいノートとペンを買って、ジャマイカ人に話しかけられたら「わかんないから書いてくれ」って言って書いてもらって。それを1日中自転車で走り回って集めて、家に持って帰ってきて意味を調べて「こういうこと言ってたんだ、ああいうこと言ってたんだ」っていうのを1〜2年続けて。そこからニューヨークに留学したんだよね。KING JAMを知ったのもその時で。PIKKALと初めて会ったのも、日本じゃなくてニューヨークだったよね?
PIKKAL:そうですね。僕は多分、DESEMくんと半年〜1年弱違いぐらいでニューヨークに住み始めて。僕も最初、ジャマイカとニューヨークのどっちに住むかっていう選択があったんですけど、周りの人のアドバイスだったり、全く英語喋られへんままジャマイカ行くのってどうなんかなと思ったりして、先にニューヨークに行くことにしたんですよ。初ジャマイカは、ニューヨークに住んで2年目ぐらい経ってから行ってたんで会話に困ることもそんなになく、特に危ない目に遭うこともなくという感じだったんで、やっぱニューヨークを最初に選んで良かったなって思いました。

レゲエがたくさんの国に運んでくれた
DESEM:やっぱりどこの国に行っても、初めて行った場所、初めてプレイした場所、初めてクラッシュした場所とか、初めてやったことっていうのは思い出に強く残ってるかな。INFINITY 16で最初に海外でトロフィー獲ったのもニューヨークで、もう16〜17年ぐらい前の話だけど、あの時あの曲かけてボスしたなとか、やっぱりその時のことは今でもすごく鮮明に覚えてる。当時はJUDGEMENTとMIGHTY CROWNしか海外でトロフィーを獲った日本のサウンドがいなくて「次は誰が海外でトロフィー獲るんだ?」っていう雰囲気がシーンの中にあって。その中でトロフィー獲ったのもあって、その時の印象はすごく俺の中では大きくて。あとは、YARD BEATになってから海外でトロフィーを獲ったジャマイカ、ニューヨーク、ドイツのクラッシュ、アフリカもすごい印象に残ってる。
PIKKAL:僕はクラッシュで言うと、勝ったクラッシュはもちろん印象に残ってるんですけど、負けたクラッシュで強烈に印象に残っているのがあって。そのクラッシュを主催してたブルックリンのEARTH RULERっていうビッグサウンドに「やっぱり俺らが日本人やから負けたんかな?」みたいなことを言ったら、「ニューヨークのクラッシュの黄金期にKEY MANになってたLPのSTEREO FISHはアメリカ人で、EARTH RULERのLEE MAJORはパナマ人、ADDIESのBABY FACEはトリニダード人。彼らはジャマイカ人じゃないけど、自分らのウィークポイントを全部強みに変えて勝ってきたんだ」って言われて。日本人っていうことを逆に強みにして戦うことを考えた方がいいんちゃうかって思わされたキッカケになって。それは今でも、どこの国のダンスに呼ばれても自分の中で肝に置いてます。
DESEM:俺たちって本当に地球の反対側に行くこともあるからね。俺らは向こうの文化を理解しようとして勉強して行くわけだけど、向こうのお客さんは俺たちの文化のことを知らない人の方が多いし、日本の文化を勘違いしてる人もすごく多いから、そういうところを上手く詰める作業もやっぱ必要不可欠だよね。

PIKKAL:ジャマイカ人の真似をするよりも、日本人らしさを出しながらプレイする方が意味あるなって思いますね。やってて、その方が求められてるなって感じます。
DESEM:そうだね。確かにそれはあるかもれないね。
PIKKAL:外国で1人で選曲してる時とか、すごい不思議な気分になる時ないですか? 周りに黒人が1000人とかおる中で、日本人が自分1人しかいないとかもあるわけじゃないですか。
DESEM:確かに不思議な気分にもなるよね。アメリカとかジャマイカはダンスホールで日本人を見ることもあるけど、ヨーロッパとかアフリカ、イスラエルとかは本当に日本人もアジア人もいなかったし。
PIKKAL:今まで何カ国ぐらい行ったことあるんですか?
DESEM:多分15カ国ぐらいじゃないかな。
PIKKAL:僕も一緒ぐらいですね。すごいですよね、レゲエにそれだけの国に運ばれた考えると。
DESEM:そうだね、本当レゲエに感謝、音楽に感謝しないとなって思うよね。
PIKKAL:ホンマにそれは思います。

現場と配信が交わる
PIKKAL:Beres Hammondの「Love and Harmony Cruise」とか、海外でも大きいイベントが控えてた直前にパンデミックが始まって。その時に決まってたブッキングが全部で40本ぐらい無くなったんですよ。それでどうしようと思って、まず僕が始めたんはインスタライブで。
DESEM:パンデミックは本当に誰も予想してなかったことだからね。俺も自分の企画してたイベントの前にそういうことが起きて、中止にしますっていうアナウンスをすごく躊躇したのを覚えてる。現場っていうものが突然自分の中から無くなって、そこでどうするかって考えた時に、俺もまずはPIKKALと同じようにインスタライブを始めて。
PIKKAL:曲をかけたいし、このまま何もしないっていうのもあれだなと思って。いつまで続けるのかとかは考えてなかったんですけど、とりあえずコロナが落ち着く時までに今よりいろんな人に知ってもらえるようにと思って、MASSIVE BのBOBBYとか、BIG MOUNTAINとか海外のいろんな人をゲストに呼んで。
DESEM:俺は最初は自分1人で始めて、それからいろんなサウンドマンとの対談形式の配信もして。PIKKALも出てくれたよね。
PIKKAL:そうですね。
DESEM:インスタライブ以外の媒体も試したりもしたんだけど、どれも生配信のタイムラグがすごくあって。今プレイしてる曲の1つ前の曲に対して「もう1回かけてください」ってお客さんからのコメントが遅れて入ってきたりとか。会話が成り立たないっていうか、上手くコミュニケーションが取るのが難しいなって思ってて。それで、Pocochaを使ってる人も多いって聞いて試してみたら、タイムラグが全然ないし、音もすごいクリアに届くからビックリした。
Pococha… ライブ配信と視聴ができるライブコミュニケーションアプリ
PIKKAL:電波さえあればどこでもできますしね。
DESEM:そうそう、気軽にできるっていうか。ちょっと前に1ヶ月ぐらいジャマイカに行ってた時も、ポータブルミキサーとマイクと携帯だけで配信できたし。そこらへんもすごい便利だなと思って、最終的にPocochaに落ち着いて今もやってるね。PIKKALは俺より前から使ってたよね?
PIKKAL:僕は、DOZAN11(三木道三)さんから「Pocochaっていうアプリがあって、俺もやってんねんけどお前も絶対やった方がいいで」って言われてやり始めました。Pocochaやっててホンマに良かったのは、僕と同じ年代とかちょっと上の人で、若い頃は夜のイベントに行ってたけど家族ができてなかなか行けないとか、年齢的に「あんまり最新の曲は……」って人とかがけっこう見てくれたんですよ。そういう人たちが、Pocochaを見たのをキッカケに昼間のイベントに来てくれたりもして。
DESEM:俺は「REGGAE CAMP」っていう名前でPocochaをやりだして、それをオフラインの現場にも繋げて同じ名前でイベントを開催してるんだけど、現場から配信に来てくれる人、配信から現場に来てくれる人、その人たちが交わる交差点として自分のイベントをキープできることがすごいいいことだなって思ってる。やっぱり俺は現場で育った人間だから、配信だけじゃなくて現場にも集まってほしいし、リスナー同士がつながって友達になったりとか、一緒に乾杯してたりとか、そういう光景を見れてすごく幸せだなと思う。

PIKKAL:配信は、ニューヨークのHOT97とかジャマイカのIRIE FMのレゲエ専門のラジオ番組みたいな感じで新旧問わず発信したくて。曲を伝えるのはもちろん現場でもできるんですけど、そこよりもっとリスナーと近く、内容も濃く伝えれたらなと思ってて、それを直接伝えれるのもPocochのいいところかなとか思ったりもしますね
DESEM:本当だよね、それはある。ちょっと突っ込んだところまで話せるツールとしても配信はすごくいいと思う。現場じゃ尺が足りないよね、流れも大事にしないといけないし。
PIKKAL:そうですよね。現場だと伝えようと思っても、1分だけ曲をかけてる間にマイクで全部は説明できないじゃないですか。配信だとプレイだけじゃなくて、雑談の時間とかもあったりとかもするんで。
DESEM:人間味も出るよね。俺はクラッシュのイメージが強いからなのか、普段から怖いとか話しかけづらいって言われることが多くて(笑)
PIKKAL:(笑)
DESEM:俺は全然そんなつもりないんだけど、そういうのも配信を通じてわかってもらえたらなと思う(笑)

「配信なんてやらないよ」っていうタイプだった
DESEM:俺は正直言うと「配信なんてやらないよ」っていうタイプだったんだけど、いざやってみるといい部分がすごい見えてきて。こういう形でリスナーと繋がれるってすごいいいことなのかもって思うようになって、平日に毎日プレイできるっていうことにも価値を感じてて。毎日音楽のことを考えて選曲して、それをみんなにシェアして、そのフィードバックをもらって、お互いハッピーだったらセレクターとしてはすごく幸せなことだと思うんだよね。
PIKKAL:そうですよね。特にコロナの時は現場がないぶん、曲をかけれる場所があってすごいありがたかったなというのはありますね。
DESEM:俺が今まで育ってきたシーンって、現場でバッドなヤツが上に上がっていくっていうように直結してたものが、今の世の中ってSNSでバズることをやって、それでお客さんを増やすというやり方もあって。下手したら現場よりもそっちの方がムーブメントとしてデカくなりつつあるとも思ってて。
PIKKAL:それはホンマ思いますね。
DESEM:どっちにも良い面があるから、どっちかが悪いってことはないんだけど、俺はやっぱり自分の手で選曲して、それをみんなに届けて、それにフィードバックをもらうのがすごく幸せだし。
PIKKAL:Pocochaって本当にいろんな面でダイレクトにサポートしてもらうんで、人が来てくれるのは当たり前じゃない、感謝の気持ちは忘れないって気持ちで配信をできてて、それが自分のモチベーションにもなってるなと思います。
DESEM:今まで当たり前だと思ってたことが当たり前じゃなくなって。そうなった時に、当たり前のことにもちゃんと感謝しないとダメだなっていうのをすごく感じた数年だったなって思う。毎日音楽をシェアできるってすごい幸せなことだと思ってる。
PIKKAL:ホンマそうですよね。

DESEM:Pocochaってフィールドが音楽だけじゃないからさ、KING JAMとかYARD BEATを通して「レゲエおもしろいな」って言ってくれる人もいたりとかして。そういう人たちとの交流の場としてもすごくいいなと思うね。それと現場が連動してて、現場にもたくさん人が来てもらえる可能性があることに自分の中ですごく価値を見いだしてる。
PIKKAL:PocochaでKING JAMを知りましたっていう人もけっこういました。たくさんの配信者の中から選んでもらって見にきてもらって、3〜4時間ずっと見てくれる人もいたりして。「この曲いいですね」とか「このダブめっちゃ好きです」って、文字だけやけど、ライブアンドダイレクトでレスポンスが返ってくるのもすごい新鮮やったし。
DESEM:これって音楽の力なんだなって。Pocochaとか配信の力もすごいし。音楽とPococha両方ともすごいなって思うことが増えたよね。
PIKKAL:僕は今後も配信を通して曲を知ってもらって、現場に来た時に曲を認識してもらえるように曲はかけ続けたいなと思ってます。コロナも落ち着いてきたし、今後は海外と日本の二拠点活動も再開させながら、あとはKING JAMが今年25周年なんで、夏には大きいイベントも企画してるのでそれに向けて頑張っていきたいです。まだ名前は言えないけど、海外からのビッグゲストもいるんで楽しみにしててほしいですね。
DESEM:昔はみんな同じものを見て情報を手にしてたけど、今は自分の好きなものだけを見る時代になっていってるし、やる側も自分に何が合ってるかとかでやることがすごく変わってきたと思うんだよね。俺は今配信と現場のバランスがちょうどいい感じにできてると思ってて、両方をちゃんとキープしながら”続けて”いきたいかな。6月25日はニューヨーク最大のフェスティバル「GROOVIN IN THE PARK 2023」、9月は6年ぶりのアフリカやヨーロッパがあったりで楽しみたくさん! 8回目のレゲエキャンプも期待してて下さい。
DESEM from YARD BEAT

2007年横浜にて結成。
日本のみならずアメリカ(ニューヨーク)とイタリア(ローマ)に支部を持ちワールドワイドなムーブメントを続けているサウンドシステム。
SOUND SYSTEM(移動式スピーカー)“HOLY BOX”を所有。
Desem, Mitch, Lion, Vitoの多彩なフォーメーションで新旧問わない幅広い選曲とストレートなMCを武器に常にホットな音を響かせている。
海外においても数々のサウンドクラッシュ、ヨーロッパツアー、フェスティバル、イベントに出演。
海外勢との繋がりも深く海外サウンドを日本に招いてツアーを決行するなど国内外のフィールドでアグレッシブな活動を展開。
持ち前のダブプレートを活かしたサウンドクラッシュには勢力的に参戦し数々のトロフィーを奪取している。
2009年、日本全国各地5カ所で行われた“SOUND WAR 2K9”にて3連勝し日本にその名を轟かせる。
また同年、翌年2010年とニューヨークはブルックリンで開催された“GLOBAL CLASH”に参戦、世界のトップサウンド達と2年連続で戦い世界のクラッシュフィールドに爪痕を残す。
2010年には大阪にて開催されたサウンドクラッシュ“DEAD THIS TIME”に参戦。地元ベテランサウンドとのタイマンクラッシュにて圧倒的なスキルを魅せつけた。
翌年にはドイツ・ベルリンで行われたサウンドクラッシュ“MODERN WARFARE 2011”に参戦、完全ドアウェーの中、地元サウンドを倒し勝利。YARD BEAT初の海外トロフィーを奪取する。
更に同年、ブルックリン(NYC)で開催された“BROOKLYN SHOWDOWN 2011”に参戦、ジャマイカとニューヨークのサウンドをなぎ倒し優勝。
2011年は世界2大陸から2つの優勝トロフィーを日本に持ち帰った。
そして2012年年末、大阪で開催された日本一のクラッシュサウンドを決める戦い“頂上~Who A Di Baddest Japanese Sound Killer~”に参戦。全国のサウンドクラッシュファンが注目する中、その勝利を掴み獲りトロフィを奪取。2013年冬には初のヨーロッパツアー“YARD BEAT EUROPE TOUR”を決行、2週間で9箇所を廻り、ヨーロッパ圏にヤードビートの衝撃波を与えた。
その後も、Hollowen Slaughter(NYC), War Ina East(Holland), 激突(Jpn)etc様々なクラッシュに参戦している。
2015年には日本レゲエ史上初となる世界戦タッグチームクラッシュ“JAPAN vs EUROPE”に参戦し、日本で海外サウンドと英語&パトワのみでの戦いを繰り広げ日本に新しい風を吹き込む。
2016年3月には3年ぶり2度目となる大型ヨーロッパツアー全10カ所を巡航。
同年春には毎年恒例のビッグダンスSPRING BREAK 2016を開催、LP INTERNATIONAL(Brooklyn NY)を招き全8カ所を巡るJAPAN TOURを決行した。
同年夏には3度目となるヨーロッパツアーへ。
毎年世界最大規模で開催されているインターナショナルレゲエフェスティバル“ROTOTOM SUNSPLASH”(スペイン)、そしてスロベニアのレゲエフェスティバル“OVER JAM REGGAE FESTIVAL”などのビッグフェスに出演する。
同年冬、BAY-C(T.O.K)と共にイタリアツアーを決行。
更に同年2016年は念願のアフリカへ。
9.24 ナイロビ・ケニアにて日本人サウンド歴史上初!!となるアフリカでのビッグイベントへ出演。地元の国営TV放送にも出演するなど現地でもかなり大きな話題となり、その日本サウンドYARD BEATの名をケニア・アフリカに刻む。
2017年にはジャマイカはレゲエ発祥の地、首都キングストンにて開催された
毎年恒例のサウンドクラッシュ<<BOOM SOUND CLASH 2017>>に日本を代表して参戦。レネサンス、ラフカット、レベルトーン、ベースオデッセイと次々になぎ倒し見事4連勝、日本人サウンド初の歴史的優勝を果たし、そのトロフィと賞金1,000,000JA(100万円相当)を獲得。地元ジャマイカ紙STARに幾度となく取り上げられ話題となる。世界のレゲエサウンドクラッシュ史に新たな伝説を刻んだ。
また同2017年、毎年世界中が注目するジャマイカ最大のフェス【SUMFEST 2017】に日本人サウンドとして初の出演を果たし、サウンドクラッシュ<<HEAVY WEIGHT SOUND CLASH>>に参戦、最終ラウンドで惜しくもトロフィーを逃したものの大きな爪痕を残した。
2018年は遂にNYCの老舗ビッグサウンドKING ADDIESとNYCで決戦、バーミューダにて初のクラッシュ参戦などその動きは止まらない。
2019年には再びジャマイカ最大のフェス【SUMFEST 2019】にて開催されたサウンドクラッシュ”GLOBAL CLASH”へ舞い戻り世界のトップクラスに互角の戦いを披露した。
2022年にはNEW YORKにてサウンドクラッシュ世界戦、2023年にはジャマイカのビッグサウンドBASS ODYSSEY主催<<SOUND FEST 2023>>に出演、会場となったクリケット競技場を沸かせ話題を呼んだのも記憶に新しい。
2021年春、<<レゲエキャンプ>>と題して現場型ライヴ配信を開始、翌年2022年より横浜にて同タイトルでイベント開催を開始、毎回満員御礼のレゲエイベントとなっている。
走り続けるヤードビートのムーブメントからは目が離せない!
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PIKKAL from KING JAM

1998年にPikkalが大阪のクラブを中心にレゲエとして活動を開始する。その2年後単身Pikkalが活動の枠を広げる為に、ニューヨークに渡米し現地で活動を開始する。現在メンバーは、Pikkal、Steel-T、Miki Rooney、Hajiの4人。2001年から、ニューヨークでブロンクスのダンスに定期的に出演。メンバー全員ニューヨークで長期滞在の経験を持つ。
2006年には、カリブ諸島で放映されている『MTV TEMPO』の番組『Pull Up Selector』にゲスト出演。2011年ブロンクスのサウンドクラッシュに出場し優勝を果たす。今までには、ジャマイカやニューヨークのビッグサウンドやアーティストとのイベントにゲストとして出演し、アトランタ、ニュージャージ、ワシントンDC、コネチカット、ノースキャロライナ、フロリダそしてアメリカ国内に留まらず、カリブではアンティーガ、バハマ、バミューダ、ヨーロッパではロンドン、ドイツ、イタリア、スイス、ポルトガル、スウェーデンへ。そして2016年にはイスラエルにも呼ばれてツアーをし、インターナショナルな活動を続けている。2018年からカリブの豪華客船クルーズツアーLove & Harmonyにも3年連続でプレイしている!
1998年にPikkalが大阪のクラブを中心にレゲエとして活動を開始する。その2年後にPikkalが活動の枠を広げる為に、ニューヨークに渡米し現地で活動を開始する。現在メンバーは、Pikkal、Steel-T、Miki Rooney、Hajiの4人。今までには、ジャマイカやニューヨークのビッグサウンドやアーティストと共にダンスをこなし、アトランタ、ニュージャージ、ワシン トン、コネチカット、ノースキャロライナなどアメリカ国内に留まらず、ロンドン、スイス、アンティーガ、バハマ、バミューダなどの国々のイベントにも出演している。2011年の2月、3月に2週間連続、ブロンクスのサウンドクラッシュに出場し優勝を果たす。2つのトロフィーとともに日本に帰国し、国内ではMassive B、Renaissance Disco、Young Chow、Young Hawkなど海外のビッグサウンドと毎年ツアーで共演しております。2016年の11月にヨーロッパツアーでドイツ、スイス、スウェーデンポルトガル、イスラエルにもツアーで呼ばれている。2019年からBeres Hammondが大トリを務めるカリブクルーズLove & Harmonyクルーズにも毎年呼ばれいます。2023年も更に勢いを増すKING JAMの動きに期待大です
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